樹木葬について詳しく解説!

更新日2025年05月28日

はじめまして。安東石材店の八坂です。

3月より安東石材店へ入社しました。よろしくお願いいたします。

石材店へ就職する前は名前は聞いたことがあった「樹木葬」

皆さんはどんなものか知っていますか?

 

私も「樹木葬ってどういうものかわかる?」と聞かれた際に、「樹木葬って...なんだ?」と考え込んでしまったので(笑)

樹木葬について、詳しく調べてみました。ぜひとも活用していただけたら幸いです。

3つの樹木葬の特徴

  •  
  • ①継承の必要がない

一般的なお墓と異なり、樹木葬は承継者を必要としません。この点で、子どもに迷惑をかけたくないと考える人々に選ばれています。

  • ②宗旨宗派が不問の場合が多い

宗教に関係なく利用できる場合が多く、供養や法要は運営している霊園や寺院のしきたりで行われることが一般的です。

  • ③自然に還ることができる

墓石を建てず、樹木や花を墓標とするスタイルです。自然の中で遺骨が還ることを重視しています。

 

では、詳しくメリットデメリットについて見ていきましょう。

 

メリット

  • お金があまりかからない
    樹木葬は、普通のお墓のように高い石を建てる必要がないので、初めにかかるお金が少なくてすみます。1人や2人だけなら、普通のお墓よりも安くなることが多いです。
  •  
  • お墓の管理を子孫に任せなくていい
    樹木葬は「永代供養(えいたいくよう)」といって、お寺や霊園がずっと管理してくれます。なので、お子様やお孫さんにお墓の世話を頼む必要がありません。

  • 自然にかえれる
    樹木葬は、遺骨を土に埋めて自然にかえす方法もあるので、「亡くなったら自然にかえりたい」と思う人にはぴったりです。木や花に囲まれて眠れるので、明るい雰囲気なのも人気の理由です。

  • 好きな木や花を選べる場合もある
    場所によっては、好きな木や花を選んで、その下に眠ることができます。ガーデニングが好きな人や、特別な思い出のある木の下で眠りたい人にも向いています。


  •           さくらや藤、バラやガーデニング樹木葬などいろいろなものがあるようです!

デメリット

  • お墓参りに行きにくい場所もある
    樹木葬は自然の多い場所に作られることがあり、山の中や町から遠い場所にあることが多いです。家から遠いと、お墓参りに行くのが大変になることもあります。

  • 家族みんなで入れない場合がある
    樹木葬は、1つの場所に入れる人数が1人か2人までと決まっていることが多いです。家族全員で同じお墓に入りたい場合は、スペースが足りなくなることもあります。

  • 昔ながらのお墓参りができないことも
    樹木葬では、火を使ったお線香やロウソクが禁止されている場所もあります。普通のお墓のようにお供えやお線香をあげたい人には、物足りなく感じることもあります。

  • 遺骨を移動できないことが多い
    樹木葬は遺骨を土に直接埋めることもあるので、その場合は一度埋めたら簡単に取り出して別の場所に移すことができません

 

樹木葬の種類

①里山型
墓地の許可を受けた山林に埋葬します。広大な土地が必要となるため、郊外に設置されているところが多いです。申し込み後に新しい樹木を植えるタイプと、自生している樹木の周りに遺骨を埋葬するタイプがあります。

 

 

②都市型、公園型
園内にシンボルとなる樹木や植栽に彩られた、手入れの行き届いた庭園を思わせるものが多く、都市型の霊園や寺院に多く見られます。納骨された人の名前を彫刻する銘板(プレート)などが設置されていることもあります。

弊社が管理させていただいている千年オリーブ東の森大分東

【公式】樹木葬専門霊園 千年オリーブの森 大分東|九州最大級の庭園墓地 (1000-olive-oitahigashi.com)

 

③ガーデニング型
決められた区画の中に植物が植えられており、そこに埋葬されます。区画が決められているため、土地の少ない都心に多く設置されています。樹木だけでなく草花も植えられているのが特徴です

2018年に弊社が施工させていただいた「さくら陵苑」。現在全区画完売。

大分県大分市樹木葬のおおいたさくら陵苑 (sakura-ryoen.com)

 

埋葬の種類

①合祀型(ごうしがた)
ほかの方の遺骨と一緒に同じシンボルツリーの下に埋葬する方法です。
 遺骨が混ざるので、遺骨の取り出しには対応できません。里山型はこの埋葬方法が多いようです。

 

②集合型
個別に設けられた区画に遺骨をおさめる方法です。
 シンボルツリーは共同ではあるものの、個別の区画があるため遺骨の取り出しができます。
さらに、遺骨がおさめられている場所が分かりやすい点もメリットです。

 

 

樹木葬とひとくちに言っても、見た目や埋葬方法にもさまざまな種類があります。

その他にも、埋葬する人数に制限を設けている樹木葬も多く、定員以上を埋葬する場合は追加料金が発生する場合がありますので注意が必要です。

お骨壺のままで納骨できる区画や、さらしの袋でしか納骨できない区画だったりと、納骨方法も樹木葬によって違います。

これらの点をご家族でよく話し合い、考慮することが失敗しない樹木葬選びで大切になります。

樹木葬についてさらに詳しく知りたい方は弊社の樹木葬サイト、または安東石材店にお問合せください❁

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