吸水率の低い石を選び、仕上げは磨きにすると、水垢や塩だまりを抑えられます。香炉や花立は、蓋付きで固定できるタイプだと風の強い日も安心です。さらに、高さを抑えた低重心の洋型は風の影響を受けにくく、安定感があります。
石材選びのポイント|見た目・耐久性・吸水率・産地の考え方
更新日2026年04月15日

お墓の満足度は石材選びで大きく変わります。
写真の印象だけで決めてしまうと、「色ムラ」「水シミ」「追加で取り付けたい時に同じ石が手に入らない」などの後悔につながることも。
このページでは、見た目(色・目合い・仕上げ)/耐久性データ(吸水率・強度)/産地と供給安定性の3軸で、失敗しない選び方を解説いたします。
費用と耐久性で選ぶ
優先したいこと | おすすめの石材 | 仕上がり | ポイント |
|---|---|---|---|
予算を抑えたい | 淡〜中グレー系(流通量が多い) | 本磨き or 水磨き | 汚れが目立ちにくく扱いやすい |
バランス重視 | 中〜濃グレー系(低吸水のもの) | 水磨き(半ツヤ) | メンテ軽め+上品な見た目 |
とにかく長持ち・高級感 | 黒系・低吸水 | 本磨き(鏡面) | 見映え◎だが水垢は拭き取り習慣を |
吸水率が低い石ほど「水シミ・凍害」に強い傾向があります。
ただし、排水設計や仕上げで体感は大きく変わります。
迷ったら「中〜淡グレー」にされる方が多いようです。
石材の種類一覧
国産
石の種類 | 見た目の傾向 | 耐久性(体感) | 価格感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
庵治(あじ)石 | 非常に緻密・品のあるグレー | 高 | 高 | 一生ものの質感にこだわる |
大島石 | きめ細かい中グレー | 高 | 中〜高 | 落ち着いた高級感が好き |
真壁石(小目/中目) | 明るめ〜標準グレー | 中 | 中 | 明るい印象・読みやすい文字 |
稲田石 | 淡〜白っぽいグレー | 中 | 中 | 清潔感・明るさ重視 |
| 万成石 | 桜色 | 中 | 中 | 優しい色合い |
外国産
石の種類 | 見た目の傾向 | 耐久性(体感) | 価格感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
黒系(インド黒など) | 漆黒〜濃黒 | 高 | 中〜高 | 高級感・彫刻の映え重視 |
濃グレー(G654等) | 落ち着いた濃グレー | 中〜高 | 中 | 汚れが目立ちにくい |
中グレー(G1791等) | 標準グレー | 中 | 中〜やや低 | 価格と見栄えのバランス |
淡グレー(OW-1等) | 明るめグレー | 中 | やや低〜中 | 明るく軽やかな印象 |
特色色(緑/赤/ピンク等) | 個性強め | 中 | 中〜高 | デザイン墓で個性を出す |
サンプル








※上記のサンプルはほんの一部です。
大分の環境に合わせた選び方
沿岸部(塩害・強風)

山間部(凍結・雨多め)

水計画では勾配を1〜2%確保し、雨水が溜まらないように設計します。足元はブラスト仕上げにすることで滑りにくく、歩行時も安心です。石材は吸水率の低いものを優先すると、雨や凍結によるシミが出にくく、美観を長く保てます。
台風・地震(全域)

台風や地震に備えるには、耐震金具・高性能接着剤や石材用ブチルゴムを標準採用することが重要です。石の種類以上に据え付けの品質が安全性を左右します。
これだけ覚えればOK(1分チェック)
①色は中〜淡グレーが無難、黒は高級だが水垢が目立ちやすい
②吸水率は低い方が安心。でも排水と仕上げでさらに差が出る
③将来の追加部材を考えて、同材確保の見通しを確認


















