お墓参りで見かける「塔婆」って何のため?意外と知らない供養のかたち
更新日2026年09月20日
こんにちは。安東石材店の八坂です。
お墓参りに行ったとき、お墓の後ろに細長い板が何本か立っているのを見たことはありませんか?
これは「塔婆(とうば)」と呼ばれるものです。
見かけることはあっても、「何のために立てているの?」「誰が用意するものなの?」と、詳しい意味までは知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「塔婆」についてご紹介します。🌼
そもそも塔婆とは?
塔婆とは、故人様やご先祖様の供養のために用いられる細長い板のことです。
正式には「卒塔婆(そとうば)」と呼ばれ、古代インドの言葉が由来とされています。
もともとは仏塔を意味する言葉で、日本では長い年月の中で形を変え、現在のような板状の塔婆が使われるようになりました。
塔婆には、故人様の名前や戒名、供養する日付などが書かれることがあります。

なぜお墓に立てるの?
塔婆を立てる大きな目的は、故人様やご先祖様を供養することです。
塔婆を立てること自体が、故人様への追善供養につながると考えられています。
「亡くなった方のために何かしてあげたい」という気持ちを形にしたものの一つともいえるでしょう。
また、塔婆はいつでも立てるものというわけではなく、法要やお盆、お彼岸などの節目に用意されることがあります。
ただし、塔婆を立てる習慣や方法は宗派や地域によって異なります。
塔婆に書かれている文字にも意味がある
塔婆をよく見ると、表面や裏面に文字が書かれていることがあります。
故人様の名前や戒名、法要の日付、供養する人の名前など、その内容は寺院や宗派によって異なります。
さらに、塔婆には仏教における五大要素を表す文字や梵字などが書かれることもあります。
普段何気なく見ている塔婆ですが、一枚一枚に供養の意味が込められているのです。
塔婆はいつまで立てておくの?
塔婆を立てる期間についても、決まった全国共通のルールがあるわけではありません。
ある程度の期間が経ったら寺院でお焚き上げをしてもらう場合もあれば、自然に朽ちていくまで置いておく場合もあります。
「古くなったから自分で処分しよう」と考えるのではなく、塔婆をいただいた寺院に確認するのが安心です。

実は地域や宗派によって違います
お墓や供養の習慣には、地域や宗派によってさまざまな違いがあります。
塔婆についても、「必ず立てなければならない」というものではなく、宗派によって塔婆を用いない場合もあります。
そのため、塔婆について分からないことがあれば、まずは菩提寺や寺院に確認してみることをおすすめします。
身近だけど、奥深い「塔婆」
お墓参りで何気なく目にしている塔婆ですが、そこには故人様やご先祖様を供養する大切な意味が込められています。
お墓参りの際に塔婆を見かけたら、「これは何のためにあるのだろう?」と少し目を向けてみると、いつものお墓参りもまた違ったものに感じられるかもしれません。
お墓には、墓石だけでなく、さまざまなものに意味や想いが込められています。
安東石材店では、お墓に関する疑問やご相談も承っております。
「これって何だろう?」というちょっとした疑問でも、どうぞお気軽にご相談ください。















