墓石・お墓のデザインの種類について
大分のお墓の形ですと、主に「和墓」「洋墓」「和洋折衷墓」「五輪塔」があります。
またそれぞれのお家で「こんな形にしたい」とデザインをご提案される施主様もいらっしゃいます。
お墓のデザインのご紹介
和墓
日本に昔から伝わる意味のある部材が多く使用され、飽きが来ず、品のある形です。
カンボジアOW-1という石種で建てた場合のデザインです。
特徴としては背の高い帆石(ほいし)とよばれる石塔があり、その下に上蓮華がついています。蓮の花の上にお釈迦様が座られている姿とされています。石塔の周りには玉垣(たまがき)と呼ばれる柵のようなものがありますが、こちらはお墓の結界を張っていると言われています。お参りする両側には灯籠が付いていて、こちらは亡くなられた方の足元が暗くないように。と火は灯さない形だけのものとなっています。
同じデザインでも左は中国の青御影系の石種で建てた場合、右はインドのアーバングレーで建てた場合です。石種の色で雰囲気が変わりますね。このように石種を変えた場合の色味もご提案させていただいております。
洋墓
お手入れのしやすさなどから、女性の方を中心に人気があります。
こちらもカンボジアOW-1で施工した場合のデザインです。
少しカーブのかかった帆石(ほいし・一番上の石塔)や左手に収納ベンチ(中にお花を切るハサミやお掃除道具を入れられる方が多いです)、右手に墓誌(ぼし・亡くなられた方のお名前やお日にちなどを彫刻する)を置いています。
背が低いので、どこかに足をかけることなくお掃除ができますので、女性の方には特に人気です。
こちらはインド黒御影でデザインした場合です。少しシックな感じになり、イメージが変わりますね。
足元の模様は「ブラスト」と呼ばれるもので白い部分は砂を吹きつけ、ザラザラさせています。
お参りされるところは滑りやすいので、このように模様を付けています。
和洋折衷墓
「自分の墓地の周りに背の高いお墓が多いけど、あまり背の高いお墓にしたくない・・・」という方におすすめのデザインです。
和墓ほどは背が高くないのですが、貫禄もあり、人気があります。
こちらが和洋折衷のデザイン。石種は中国青御影です。
和墓より少し低めの帆石(ほいし)が特徴です。
こちらはコンクリート部分に貼り石をしたデザインです。
コンクリートは日にちが経ちますと汚れやすくなりますので、貼り石をしておくのもおすすめです。
その他のデザイン
こちらは五輪塔です。
五輪塔は両界の大日と曼荼羅を現すと言われるこだわりのお墓です。浄土真宗の方はご本尊に手を合わせるので、五輪塔は建てないとよく聞きますが、古くから五輪塔を建てる地域もあるそうです。
ガラスやステンドグラスを使用し、シンプルに仕上げたデザインもいいですね。
さて、お墓の種類がお分かりになったでしょうか。
お墓は納得がいくまで、相談し、作り上げていきましょう。
石の種類にはどんなものがあるの?
お墓は何年かに一度建て替えるものではなく、何代にも渡って受け継がれていくもの。こころの拠り所になるところ、故人に会える場所として大事にしていきたいものです。
最近ではコンパクトに建て、質のよい石材を使用し、長く清潔に保ちたいという方が多く感じられます。
地域やお墓を建てる場所によって、私たちがおすすめする石種も変わってきます。石の特徴などもよく聞いていただいた上でお選びいただくとよいと思います。








※上記のサンプルはほんの一部です。国産石材も根強い人気があります。
これからお墓を建てる方へ
お墓を建てるにはどんな形があるのか。どんな石の種類があるのか、初めてのことでわからないですよね。
あなたがこれからお墓を探し、建てていく過程で石材店は欠かせません。
安東石材店はお墓に対して専門知識を持ったスペシャリスト集団であることが強みです。お墓ディレクターの資格を持ったスタッフも多数在籍しています。
石材は、採れる産地によって色や材質、耐久性などに違いがあります。墓石を建てる場所に合った石材選びもご提案します。お墓を建てる時はもちろん、墓地探しのお手伝いやその後のアフターフォロー〈納骨、戒名彫刻、修繕など〉までお気軽にご相談ください。
お墓を建てるには時間と労力がかかりますが、当店ではお客様に「建ててよかった」と感じていただけるよう、丁寧にサポートいたします。