お墓の花に菊が多いのはなぜ?

こんにちは。安東石材店の三代です。

梅雨の時期を迎え雨の日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか☔ 台風の接近もあり、天候の変化が気になる季節となりました。お出かけの際はお気をつけください。

さて、お墓参りの際にお供えする花といえば「菊」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。お花屋さんや墓地でもよく見かける菊ですが、なぜお墓には菊が選ばれるのでしょうか。

今回は、菊の花がお供えの花として親しまれている理由についてご紹介します。

菊が選ばれる理由

いちばんの理由は、花が長持ちすることです。

菊は比較的暑さに強く、水持ちがいいため、お墓にお供えしても美しい状態を保ちやすい花です。特に夏場は気温が高く、ほかの花では傷みやすいことがありますが、菊は長く咲いてくれるため、昔から供花として重宝されてきました。

縁起の良い花でもある

菊は日本では古くから縁起のいい花とされ、皇室の紋章にも使われています。

 

「高貴」「長寿」「無病息災」といった意味を持つことから、ご先祖様への敬意や感謝の気持ちを表す花として親しまれてきました。

最近は色とりどりの供花も

以前は白や黄色の菊が中心でしたが、最近ではピンクや紫などさまざまな色の菊がお墓に供えられるようになっています。

また、故人が好きだった花を一緒にお供えする方も増えており、供花の形も少しづつ変化しています。

 

お墓参りで花を選ぶ際のポイント

  • ✅長持ちしやすい花を選ぶ
  • ✅香りが強すぎないものを選ぶ
  •   …周囲への配慮にもつながります。
  • ✅トゲのある花は避ける
  •   …地域や宗派によって考え方が異なる場合があります。
  • ✅故人が好きだった花を添える

  …感謝の気持ちがより伝わります。

まとめ


お墓に菊が多く使われるのは、長持ちする実用性と、長寿や敬意を表す縁起の良さの両方を兼ね備えているからです。

お墓参りの際には、花に込められた意味を少し思い浮かべながら、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。これからもご先祖様を大切に思う心を忘れずに過ごしていきたいものですね。

大分県の石の歴史を知ると、お墓の見え方が変わる👀

こんにちは。

安東石材店の髙橋です🌷

入社してからあっという間の日々を過ごしています。

これまで全く別の職種に就いていた私は、毎日が新しいことばかり!

そんな中で、、、「石材店とは?石材とは?そもそも石の歴史とは?」と、思いを巡らせることが増えてきました。。

そこで、今回は【大分県の石の歴史と石材店が守り続ける伝統】についてお話したいと思います!

 

大分は石の歴史が眠る土地

大分県における石材の歴史は、単に「石材店の歴史」を超え、中世からの「石造美術」と「土木技術」の蓄積という非常に深い背景を持っています。

「石仏」から始まった石文化

大分県は全国有数の【石の文化圏】です!

鎌倉~南北朝時代、国東半島を中心とした六郷満山文化の影響で、独自の「国東塔」が数多く造られました。

この時代に「石工(いしく)」という専門職が誕生し系譜が形成されたそうです。

また、臼杵石仏に代表されるように、凝灰岩(やわらかく加工しやすい石)を彫る技術が古くから磨かれてきました。

これが後の墓石制作や石塔制作の土台となっています。

「石橋王国」を支えた土木技術

大分県は熊本と並んで「石橋王国」として知られています。

江戸時代、長崎から伝わったアーチ式の眼鏡橋の技術が、地元の石工たちによって県内各地(院内、耶馬渓、竹田など)へ広まりました。

当時の石工たちは、橋や石垣を造る土木技術と、墓石や灯籠を彫る彫刻技術の両方を持っていました。

明治・大正時代に掛けて、こうした伝統を持つ職人たちが現代の石材店の前身となっていった経緯があります。

時代とともに変わる役割

明治~昭和:石橋の需要から、墓石・記念碑・鳥居などの個人向け需要に変化

現代:石材の輸入(御影石など)により、加工の効率化が進みましたが、一方で「手彫りの温かみ」や「伝統的な書体(隷書など)」へのこだわりという、古い技術の継承が石材店の個性になっています。

このように、調べていくと「石材店」は単なる小売店ではなく、「地域の石文化を継承する守り手」であり、私たちが扱っている墓石の技術は、かつて地域で石橋や石塔を造っていた職人たちの技の延長線上にあることを感じます。

 

安東石材店では石材に関する業務だけでなく、地域に貢献することをとても大切にしています。

【持っている知識や技術を、現代から次の世代へ継承していける】そんな石材店でありたいなと思いました。

分からないこと、不安なこと、気になること、、、いつでも安東石材店にお問合わせください😊🌷

おりんはなぜ鳴らすの?意外と知らない仏具の意味

こんにちは。
安東石材店の内藤です。

梅雨入りを迎えた大分県では、
雨に濡れた木々の緑が、より鮮やかに感じられる季節となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

ご家庭の仏壇や法事の際に、「チーン」という澄んだ音を耳にしたことがある方も
多いのではないでしょうか?

今回は、意外と知られていない「おりんの役割」について、ご紹介します。

 

 

おりんとはどんなもの?

 

おりんとは、仏壇の前に置かれている仏具のひとつです。
金属製の鉢のような形をしており、専用の棒(りん棒)で軽くたたくことで、
美しい音色を響かせます。

大分県でも、ご家庭の仏壇やお寺で見かける機会が多く、
昔から身近な仏具として親しまれてきました。

法事やお盆、お彼岸など、ご先祖様へ手を合わせる際にもよく使われています。

 

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なぜおりんを鳴らすの?

 

おりんを鳴らす理由には諸説ありますが、
一般的には「仏様やご先祖様への合図」と言われています。

手を合わせる前におりんを鳴らすことで、
「これからお参りします」という気持ちを伝える意味があるからです。
また、おりんの音を聞くことで、自分自身の心を落ち着かせる役割もあるとされています。

忙しい毎日の中で、静かに響く音に耳を傾けると、
不思議と気持ちが穏やかになることがありますよね。

 

「チーン」という音に込められた意味

 

おりん(リン)は仏壇の鐘のこと|使い方と仏具通販で買う時のコツ - 幸せな仏壇店さがしコラム

 

おりんの澄んだ音色には、邪気を払う意味があるとも言われています。
また、その音は遠くまで響くため、仏様やご先祖様に思いを届ける
といった役割があると考えられてきました。

お寺の鐘の音を聞くと心が落ち着くように、
おりんの音にも人の気持ちを整える力があるのかもしれません。

昔から受け継がれてきた仏具には、こうした目には見えない意味が込められているのです。

 

大切なのは手を合わせる気持ち

 

神棚と仏壇の左右配置方法|正しい設置で幸運を引き寄せるコツ

 

おりんには様々な意味がありますが、何より大切なのはご先祖様や故人を想う気持ちです。
普段何気なく鳴らしているおりんも、その意味を知ることで
少し違って感じられるかもしれません。

大分県でも、お盆や法事などご家族が集まる機会がこれから増えてきます。
そんな時には、ぜひおりんの音にも耳を傾けてみてください。

私たち安東石材店では、お墓づくりだけではなく、仏事や供養に関するご相談も承っております。
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

お墓にも流行がある?10年前と今で変わったお墓選び

こんにちは。安東石材店の八坂です。

6月に入り、紫陽花が見頃になってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回は、お墓に流行についてのお話です。

皆さんは「お墓にも流行がある」と聞くと、少し意外に感じるかもしれません。

流行と聞くと、洋服や住宅、車などを思い浮かべる方が多いと思います。しかし実は、お墓にも時代ごとの変化があります。ご先祖様や故人様を供養するという本来の役割は変わりませんが、お墓に求められるものや選ばれるデザインは、時代とともに少しずつ変化しているのです。

 

和型墓石から洋型墓石へ

以前は、お墓といえば縦長の和型墓石が一般的でした。

「〇〇家之墓」と刻まれた伝統的な和型墓石は、重厚感があり、今でも多くの方に選ばれています。特に昔からある墓地では、和型墓石が並ぶ風景をよく見かけます。

一方で近年は、横長で高さを抑えた洋型墓石を選ばれる方が増えています。

洋型墓石はシンプルで現代的な印象があり、周囲の景観にもなじみやすいことが特徴です。また、お掃除がしやすく、管理の負担を軽減できる点も人気の理由となっています。

どちらが良いというわけではなく、ご家族の考え方や墓地の雰囲気に合わせて選ばれる時代になってきています。

 

お墓もコンパクトな時代に

近年のお墓選びで大きく変わった点の一つが、お墓のサイズです。

以前は「立派なお墓を建てたい」という考え方が一般的で、大きな区画に大きなお墓を建てるケースが多く見られました。

しかし現在は、少子化やライフスタイルの変化により、「管理しやすいお墓」を重視する方が増えています。

そのため、必要以上に大きくするのではなく、ご家族にとって無理なく維持できるサイズを選ぶ傾向が強くなっています。

将来のことまで考えながらお墓を選ぶ方が増えていることも、時代の変化の一つといえるでしょう。

 

デザインの自由度も広がっている

昔のお墓は比較的決まった形が主流でしたが、現在はデザインの選択肢も増えています。

例えば、花や自然をモチーフにした彫刻を入れたり、故人様が好きだった言葉を刻んだりすることもできます。

また、「感謝」「絆」「ありがとう」といった文字を正面に彫刻するお墓も見られるようになりました。

ご家族それぞれの想いを形にできることから、オリジナリティのあるお墓づくりを希望される方も増えています。

 

 

流行が変わっても大切なこと

このように、お墓の形やデザインは時代とともに変化しています。

しかし、どれだけ流行が変わっても、ご先祖様を大切に思う気持ちや、故人様を偲ぶ心は今も昔も変わりません。

お墓づくりに正解はなく、ご家族に合った形を選ぶことが何より大切です。

流行を取り入れることも一つの選択肢ですが、長く守り続けていくお墓だからこそ、ご家族が納得できる形を選ぶことが大切ではないでしょうか。

これからお墓をご検討される方は、ぜひさまざまなお墓を見比べながら、ご自身やご家族に合ったお墓選びをしてみてください。

お墓に関するお悩みなど、何でも安東石材店へご相談ください。ご連絡お待ちしております✨