うるう年にはお墓を建てられない??
更新日2024年01月21日
こんにちは。安東石材店の清家です。
2024年が始まりましたね!今年もよろしくお願いいたします☺
今年は4年に一度のうるう年です。
「うるう年にお墓を建ててはいけない」
こんな話を聞いた事はありませんか?
今回はその真相についてお話いたします。
時は昔、江戸時代の頃。
そのころ日本では、太陰暦(旧暦)で月の動きを暦の基準にしていました。そのため、何年かに一度、約30日(1カ月)のうるうを設けて、1年を13カ月にして調節したのです。
武士などの給金はほとんど年額で支払われていましたので、うるう年は同じ年額給金で1カ月多く生活しなければなりませんでした。
そのため、藩主は家臣に余分な出費を極力おさえるよに、お墓や仏壇を新調することを見合わせるようにと禁止令を出したとされています。この歴史的な経緯が、現代でもうるう年にお墓を建てることを避ける風習につながっています。
つまり現代ではうるう年にお墓を建てることはほとんど問題となる理由にはなりません。
しかし、一部の地域ではうるう年にお墓を建てることに対して疑念が残っている地域もありますので、ご親戚に気にされている方がいらっしゃったら配慮が必要かもしれません。
まとめ
現代では質素倹約の思想が抜け落ち、「うるう年にお墓を建ててはいけない」という習慣だけが、一人歩きしてしまったようです。
大半がご親戚や知り合いからうるう年の事でお墓作りにストップがかかるケースがほとんどだと思います。
お墓の建立は故人への感謝や供養を意味するものでもありますので、どうしても2024年にお墓を!とお考えの方もいらっしゃると思います。
一番大事な事は「故人を想い、最適な時期にご供養を行う」ということだと思います。
そのためご遺族様が心からの供養ができるよう、お墓に関する不安なことは石材店などの専門家に相談をして、しっかりと不安を取り除いておきましょう。
お墓の不安や疑問に関することがあれば是非安東石材店へご相談下さい。