樹木葬ってどんなお墓?
更新日2024年05月20日
こんにちは。清家です。
5月の連休は弊社で管理をさせていただいている、
樹木葬「ハピネスパーク千年オリーブの森大分東」と同日で展示会を開催いたしました。
どちらもたくさんのお客様にご来店いただきまして誠にありがとうございました。
お墓の形が多様化している昨今ではお墓の選択肢の一つとして樹木葬が選ばれるようになりました。
樹木葬とはどのようなお墓かご存知ですか?
今回は樹木葬についてご紹介していきます。
樹木葬の特徴
- ①継承の必要がない
一般的なお墓と異なり、樹木葬は承継者を必要としません。この点で、子どもに迷惑をかけたくないと考える人々に選ばれています。
- ②宗旨宗派が不問の場合が多い
宗教に関係なく利用できる場合が多く、供養や法要は運営している霊園や寺院のしきたりで行われることが一般的です。
- ③自然に還ることができる
墓石を建てず、樹木や花を墓標とするスタイルです。自然の中で遺骨が還ることを重視しています。
樹木葬の種類
①里山型
墓地の許可を受けた山林に埋葬します。広大な土地が必要となるため、郊外に設置されているところが多いです。申し込み後に新しい樹木を植えるタイプと、自生している樹木の周りに遺骨を埋葬するタイプがあります。
②都市型、公園型
園内にシンボルとなる樹木や植栽に彩られた、手入れの行き届いた庭園を思わせるものが多く、都市型の霊園や寺院に多く見られます。納骨された人の名前を彫刻する銘板(プレート)などが設置されていることもあります。
【公式】樹木葬専門霊園 千年オリーブの森 大分東|九州最大級の庭園墓地 (1000-olive-oitahigashi.com)
③ガーデニング型
決められた区画の中に植物が植えられており、そこに埋葬されます。区画が決められているため、土地の少ない都心に多く設置されています。樹木だけでなく草花も植えられているのが特徴です
大分県大分市樹木葬のおおいたさくら陵苑 (sakura-ryoen.com)
埋葬の種類
①合祀型(ごうしがた)
ほかの方の遺骨と一緒に同じシンボルツリーの下に埋葬する方法です。
遺骨が混ざるので、遺骨の取り出しには対応できません。里山型はこの埋葬方法が多いようです。
②集合型
個別に設けられた区画に遺骨をおさめる方法です。
シンボルツリーは共同ではあるものの、個別の区画があるため遺骨の取り出しができます。
さらに、遺骨がおさめられている場所が分かりやすい点もメリットです。
樹木葬とひとくちに言っても、見た目や埋葬方法にもさまざまな種類があります。
その他にも、埋葬する人数に制限を設けている樹木葬も多く、定員以上を埋葬する場合は追加料金が発生する場合がありますので注意が必要です。
お骨壺のままで納骨できる区画や、さらしの袋でしか納骨できない区画だったりと、納骨方法も樹木葬によって違います。
これらの点をご家族でよく話し合い、考慮することが失敗しない樹木葬選びで大切になります。
樹木葬についてさらに詳しく知りたい方は弊社の樹木葬サイト、または安東石材店にお問合せください。