知っておきたいお盆の由来
更新日2023年08月13日
こんにちは。
安東石材店、工藤です。
皆さま先日の台風で、被害はなかったでしょうか。
お盆中の直撃ではなくよかったですね。
さて、今週末からお盆休みという方がいらっしゃると思います。
今回はお盆の由来について
少しお話させていただきます。
「お盆の由来」
お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
「盂蘭盆(うらぼん)」とはサンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」を意味する
「ウラバンナ」からきていると言われています。
お釈迦様の弟子である目連(もくれん)は神通力によって亡くなった母が地獄で
逆さ吊りの刑を受けていることを知り、どうしたら母を救うことができるのかお釈迦様に
相談しました。
お釈迦さまは「旧暦の7月15日(現在の8月中旬ごろ)に多くの僧侶を
招き、多くのお供え物をささげて供養すれば救うことができるであろう」と言われました。
そして目連はその通りに実践したところ、母親は無事往生することができたことから
精霊を供養する盂蘭盆会の行事が生まれました。
これが日本に伝わり、旧暦の7月15日に、先祖の恩に感謝して、お墓参りや迎え火などの
お盆の行事が始まったといわれています。
お盆の意味を理解することで、お盆をよりよいものにすることが出来ます。
重要なのは、ご先祖様に感謝し供養するという気持ちです。
年に一度ご先祖様に感謝する機会として、ご家族で話してみるのもいいですね。