お盆とお彼岸の違い知っていますか?
更新日2023年08月17日
こんにちは、清家です。
皆様、お盆休みはゆっくりできましたか?
お墓参りに行かれた方も多かったのではないでしょうか。
さて、来月9月には秋のお彼岸がありますが、
お盆とお彼岸の違い、ご存じですか?
今回はお盆とお彼岸の違いについてご紹介いたします。
お盆
通常8月15日を中心に前後数日間にわたって行われる行事で、ご先祖様や亡くなった人たちの霊が家に帰ってくるといわれており、祖先の魂を迎えることを目的としています。自宅の目印になるように提灯を下げたり、盆踊りやお供え物を行い、故人を偲び、楽しいひとときを過ごすことが一般的です。
何故キュウリやナスを飾るの?
馬は足が速い動物ですので、ご先祖様の霊を一刻も早くお家にお迎えするという意味を込めてきゅうりで精霊馬を、牛は足が遅い動物ですので、ご先祖様の霊が少しでも長く私たちと一緒に居られるようにという意味を込めて、ナスで精霊牛を作り飾ります。※地域によって様々な解釈があります。
お彼岸
春分の日と秋分の日を中心に、それぞれその前後7日間の期間に行われる行事です。
彼岸(あの世)と此岸(この世)がもっとも通じやすくなる日に、ご先祖様を供養することを目的としています。一般的には中日の前後にお墓参りを行い、お盆のように特に決まった儀式はありません。
何故おはぎをお供えするの?
江戸時代初期頃にはおはぎは貴重な食べ物として知られており、ご先祖を敬い供養する気持ちと、小豆の赤色には魔除けの効果があると伝えられ、お供えされていたと考えられます。
お盆は故人の霊を迎え楽しい行事を行う日々であり、お彼岸は先祖や故人に感謝と供養を捧げる期間です。
目的や意味は少し違いますがどちらも故人への思いを大切にし、家族の絆を深める大切な行事になります。
是非来月もご家族皆様でお墓参りに行かれてみてください。