お墓の地震対策はできていますか?

更新日2024年02月17日

こんにちは。
安東石材店の清家です。


早いもので2月が終わろうとしていますね。
2024年は元旦から大地震に見舞われ、不安な幕開けとなりました。
能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。


いつ起こるかわからないのが地震です。
備えあれば憂いなし。今回は地震に強いお墓についてご紹介いたします。


 地震に強いお墓とは?

昔ながらの和型のお墓よりも、重心を低くした洋型のお墓の方が地震に強いといわれておりますが、耐震施工をしたお墓であれば縦長い和型のお墓でも地震に耐える事ができます。

お墓といえばこの形、和墓です。
重心が低い洋墓。

 

建ってからでは見えなくなる部分の耐震施工が大切になります。

当店では石と石の接合部分には耐震用コーキング剤、

納骨室から上に据える石材には耐震用ブチルゴム(震度7の揺れにも耐える接着剤)を併用してお墓を組み立てております。

 

2種類の耐震用接着剤を使用してます

 

 

納骨室の立ち上がりの壁のつなぎ目にはに相羽と呼ばれるステンレス製の金具を使用し、揺れに強い施工を行っております。

相羽

 

 

 

また、このような灯篭は柱の部分が、細くて長いために地震で倒れやすいので要注意です。

柱部分を太くしたり、台の上に置く灯篭であれば比較的地震に強く安心です。

 

 

 


すでにお墓をお持ちの方は地震に耐えられるお墓なのか点検を!


目地が外れている箇所はないか、灯篭やお墓の外柵でぐらつく箇所がないか触ってみてください。(強く揺らすと落下する危険があるので優しく触ってください⚠️)

また、以前の地震で少しずつ石材がズレている場合は水垢の位置が違っていたりします。

目地が取れて水鉢がズレてしまってます。


基礎部分にヒビが入っているお墓は地盤沈下で墓石が傾いているかもしれませんので、少し離れてお墓の傾き具合をチェックしてみてください。

 

 

地震で墓石が倒れてしまったら、自分でもとに戻すのはとても大変ですし、なにより危険です。

本店展示場には震度6の揺れを体感できる実験装置があります。

テレビで見るより実際の揺れは想像以上です。。。

これからお墓を建てる方も、すでにお墓がある方も、

今回ご紹介した地震対策や注意点を参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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