お墓参りには何を持っていく?お墓のお掃除はどうしたら?必要な持ち物・供え物まとめ

更新日2025年07月24日

こんにちは

安東石材店の八坂です。

来月はいよいよお盆ですね、お墓参りに行った際にお掃除をされる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回はお参りに必要な持ち物とお墓のお掃除について詳しくご紹介します!参考になれば幸いです❁

まずはお参りを行う際に必要なものをご紹介します。

お線香□

香りは仏様やご先祖様のご飯であるという考え方があります。

お墓参りに行く際はお線香を、着火のためのライターなどとともに持参して下さい。

お花□

ご先祖様やお墓参りをする人の心を安らかにします。

ろうそく□

ろうそく立があるお墓の場合、ろうそくを持っていきましょう。

煩悩を打ち消す光の象徴としてお供えします。

お水□

お参りをする人の心を清めるという意味があります。

水鉢や湯呑みに入れてお供えしましょう。

お水はお墓を掃除するためにも使います。

お供え物□

故人の好物や果物、お菓子などを持参します。

お供え物はじかに置かず半紙などの紙の上に置くことが一般的です。

数珠□

仏教徒のシンボルと言われており、ご先祖様への功徳を何倍にもする力があるとされてます。

 

お墓参りでやってはいけないこと

火を吹き消さない

仏様に人間の穢れた息がかかるのを防止するため手で扇いで消しましょう。

お供え物は持ち帰る

放置するとカラスや野良犬が食べに来てお墓が荒れてしまいます。

火は消して帰る

火災の原因になるので消して帰りましょう。

お酒をかけない

故人がお酒が好きだったからとお酒をかける人がいますが、墓石の変色やサビの原因になります。

お酒は器に注いでお供えしましょう。

 

次にお墓のお掃除について詳しくご説明します❁

お墓掃除の基本的な流れ

  • 1. 敷地内の掃除✅

まずはお墓の周囲から掃除を始めます。落ち葉やゴミ、雑草を取り除き、植木があれば剪定します。玉砂利が汚れていれば、ザルに入れて水洗いしましょう。

2. 墓石の掃除✅
墓石の掃除は「上から下へ」が基本です。まず乾いた布や柔らかいブラシで砂ぼこりや花粉を払い落とします。その後、墓石全体に水をかけ、スポンジや雑巾で優しく拭き洗いします。彫刻部分や細かい部分は歯ブラシや小さなブラシを使うと効果的です。

3. 小物類の掃除✅
花立てや線香皿など取り外せる小物は、水洗いして汚れを落とします。花筒のように細長いものは歯ブラシを活用しましょう。

4. 仕上げの乾拭き✅
水洗い後は、乾いたタオルで墓石や小物の水気をしっかり拭き取ります。水分が残るとコケやカビの原因になるため、丁寧に乾拭きしましょう。

5. お供えと合掌✅
掃除が終わったら、お花やお線香をお供えし、手を合わせてご先祖様に感謝の気持ちを伝えます。

お墓掃除には、以下の道具を用意しましょう🧹

・雑巾・タオル(数枚)□

墓石や周辺小物の水拭き・乾拭きに使用します。汚れを落とした後の仕上げ拭きや、彫刻部分の水分除去などにも便利です。水拭き用と乾拭き用で複数枚用意するとよいでしょう。

柔らかいスポンジ□

墓石の全体や花立て、線香皿などの大きな部分の汚れを落とす際に使います。傷が付かない柔らかい素材を選び、優しくこすって汚れを除去します。

  • 毛の柔らかいブラシや歯ブラシ□

墓石の彫刻部分や細かい溝、花立ての奥、線香皿の隙間など手が届きにくい細部の汚れ落としに適しています。歯ブラシは小回りが利くため特に文字部分の清掃に便利です。

バケツ・桶□

墓石や掃除用具の洗浄、すすぎ用の水を運ぶために使います。また、清掃時に水を撒いて汚れを流すときや、複数の道具をまとめて持 ち運ぶ際にも役立ちます。

ほうき・ちり取り□

  • お墓の敷地内や周囲にたまった落ち葉やごみ、ほこりの掃除に使います。事前に敷地全体をきれいにすることで、墓石掃除も効率良く進みます。
  •  
  • 軍手□

手を汚れやけがから守るために着用します。特に、草むしりや重い石、枝を扱うときに便利です。

ゴミ袋□

掃除で出た枯れ葉、ごみ、雑草、古い供花などを回収し持ち帰るために使います。お墓や周辺のごみをきちんと片付けることで、マナーも守れます。

お供え用のお花やお線香など□

  • 掃除が終わった後にきれいになったお墓へお供えします。お花は墓前に飾り、お線香は所定の皿に立てて故人を供養します。
  •  

必要に応じて、剪定バサミや墓石専用洗剤もあると便利です。


注意点とコツ

  • 墓石はデリケートなので、金属製タワシや硬いブラシは使わず、柔らかい素材を選びましょう。

  • 洗剤は基本的に使わず、水洗いが原則です。どうしても落ちない汚れには墓石専用洗剤を使いましょう。ただし塩素系や酸性洗剤は墓石を傷めるので避けてください。

  • お供え物やゴミは必ず持ち帰りましょう。放置すると動物に荒らされたり、墓石にシミやサビができる原因になります。

  • 定期的な掃除(月1回程度)が理想です。汚れが蓄積しにくくなり、墓石の劣化も防げます。

  • 頑固な汚れや経年劣化によるシミは、無理に自分で落とそうとせず、専門業者に依頼するのも一つの方法です。


まとめ

お墓の掃除は、ご先祖様への感謝や供養の気持ちを込めて行う大切な作業です。正しい方法で丁寧に掃除することで、お墓を美しく保ち、長持ちさせることができます。是非お墓をお掃除される際は心を込めてお掃除しましょう。

今回のまとめでお墓参りを行う際の持ち物やお掃除についてぜひご参考になればと思います。

安東石材店では、お墓のお掃除に出向くことが難しいお客様や遠くにお住まいの方向けにお墓のお掃除メンテナンスを承っております。出向くことが難しくお悩みの方はぜひご相談ください🌻

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