墓地の管理者ご存じですか?
更新日2024年03月24日
こんにちは。
安東石材店の溝江です。
お墓じまいや改葬の施工のお問合わせを頂いた際に、墓地の管理者が分からない…という声を多く聞きます。今回は墓地の管理者が分からない場合に知る方法や、墓地の管理者の業務についてお話ししたいと思います‼︎
墓地の管理者とは?
墓地の管理者とは、ひとことでいえば、墓地を利用する方の窓口💁♂️となり、さまざまな業務の橋渡しをしてくれる人です。
主に墓地の管理を任されている責任者です。
墓地の種類によっても誰が墓地の管理者になるかは違ってくるようです。
墓地管理者は3種類の墓地の形態によって異なる
墓地の管理者は「寺院墓地」「民営墓地」「公営墓地」という3種類の墓地でも変わってくるそうです。墓地経営者と墓地管理者も異なることが多い様なので、一度確認されてくださいね👂
◾️寺院墓地
寺院墓地の墓地管理者は住職
お寺の経営主体は宗教法人
◾️民営墓地
民営墓地の墓地管理者は運営会社の責任者
民営墓地の場合、経営主体は宗教法人や公益法人などが行い、運営会社は民間企業(石材店など)の事が多い
◾️公営墓地
公営墓地の墓地管理者は主に自治体の職員
経営主体は自治体のため、公営墓地の墓地管理者は自治体の職員が行っているケースが多い
墓地の管理者を知る6つの方法
墓地を利用している方や、これから利用しようとしている方は墓地管理者が分からないと、埋葬や改葬などの手続きが進められないことがありますので要注意です🤲
1.地元の親族や知り合いに確認
お墓の近くに住んでいる親族や知り合いに確認するのがオススメです👍
その地域の自治会長さんに確認するのもオススメです。墓地管理者以外にも、その墓地のさまざまな情報を聞くことができるかもしれません👂
2.近隣の石材店に確認
近隣の石材店に確認する方法もあります👍
長年地域に根差しているということや、墓地にお墓を建てたという実績がある可能性も高いので、
さまざまな情報を持っているかもしれません👂
3.お寺に確認
寺院墓地の場合は、お寺の住職に確認てみてください🤲
寺院墓地は住職が墓地管理者となっているケースがほとんどですが、はっきりと墓地管理者が分からないときは確定させるためにも電話や訪問で確認することがオススメです👍
4.近隣の葬儀社に確認
近隣の葬儀業者に確認するというの方法もありま👍
葬儀社は葬儀だけでなく、お墓に悩んでいる人の相談など幅広く行っているので、地域の墓地管理者情報も把握している可能性があります‼︎
もし自分が葬儀社を利用して葬儀を行ったのであれば、その葬儀社に確認するのもオススメです👂
5.自治体に確認
管轄の自治体へ確認してみることは確実👍
墓地埋葬法第12条において「管理者の本籍、住所、氏名を自治体へ届けなければならない」
と定められていますので、自治体には確実に墓地管理者の情報があるそうです👂
6.不動産登記簿謄本で確認する
墓地の不動産登記簿謄本を取得して確認してみることも方法の一つです🤲
墓地管理者がすでに亡くなっているような場合は、自治体に登録されている情報が正確とは限りません…
墓地の所有者を確認することで、もしかすると相続手続きが完了して現在の所有者が分かる可能性があります👍
不動産登記簿謄本を取得するにはインターネットや法務局の訪問で行えるようですが、費用が掛かってしまうこともあるようなので確認されてみてくださいね。
どうしても分からないときは自治体の担当者の方に、どのように手続きを進めたら良いのか相談されてみてください😌
墓地管理者がいないお墓もある
墓地管理者がいないというお墓もあるので注意が必要です。
墓地埋葬法が制定されたのは1948年になります。
そのため、それ以前からある墓地の場合、墓地管理者がいない可能性もあります‼︎墓地管理者が判明しても亡くなっていたり、相続手続きもされていなかったりということも…
お墓に納骨したり、お墓の改葬をしたりする際には墓地管理者を通しての手続きが必要になることもあります🤲
この機会に墓地管理者がいったい誰なのか、調べてみられてはいかがでしょうか😊