石材店でクリスマス?!
更新日2024年11月30日
こんにちは。安東石材店の溝江です。
みんなが待ちわびるクリスマス。
でも、クリスマスについて本当に知っていることはどれくらいでしょうか?
今回は、知っているようで実は知らないクリスマスにまつわる豆知識をお伝えします!
クリスマスはキリストの誕生日でしょ?
クリスマスといえば、多くの方は、「キリストが12月25日に生まれたから、それをお祝いしたんじゃないの?」と思っているかもしれませんが正しくは「イエス・キリストの誕生日を祝う日」で微妙にニュアンスが違います。しかし実際は、クリスマスのもととなった行事はキリストが生まれるよりも前から行われていました。有名なのがミトラ教やゲルマン民族の冬至の祭(ゲルマンの祭は「ユール」と呼ばれます)です。当時から常緑樹やリボンを飾るような、クリスマスに近い催しはあったようです。キリスト教広まっていく際、こういった行事が取り込まれていって現在のクリスマスができあがったと言われています。
「クリスマス・イブ」ってクリスマスの前日じゃないの?
「クリスマス・イブ」と聞くと、普通は12月24日のことを思い浮かべますが、実はイブという言葉は「クリスマスの前日」という意味ではありません。イブは、英語の「Evening(夕方)」に由来しており、元々は「夜」を意味していたんです。
では、どうして12月24日が「クリスマス・イブ」と呼ばれるようになったのでしょうか。これは、キリスト教の元になったユダヤ教の「1日が日没から始まる」という考え方に関係があります。ユダヤ教では、日没後に新しい1日が始まり、翌日の夕方に終わるとされていたため、クリスマスは12月24日の夕方から始まることに。だから、クリスマス・イブは12月24日の夜ということになるんです。
クリスマスカラーにも意味があるんです!!
クリスマスカラーといえば赤と緑のイメージがありますが、赤・緑をはじめとしたクリスマスカラーの種類と由来をご紹介します。
クリスマスカラーといえば赤と緑のイメージがありますが、赤・緑をはじめとしたクリスマスカラーの種類と由来をご紹介します。
赤:赤はキリストが流した血液の象徴。
緑:クリスマスに飾るヒイラギやモミの木の色です。これらは冬でも葉を落とさない常緑樹なので、キリスト教の謳う永遠の命を象徴していると言われています。
白:純潔の象徴。罪を許された、という意味もあるようです。
金:「繁栄」「豪華」といったイメージの色ですが、クリスマスカラーとしての金は、キリストが生まれたときに輝いたと言われるベツレヘムの星の色と言われています。
オーナメントにも由来があるって知ってましたか?
キャンディー
クリスマスツリーのオーナメントには、杖のような形をしたキャンディがあります。昔は違ったそうですが、現在は縞模様のものが多いですね。杖の形をしているので「キャンディケーン」と呼ばれています。キリスト教で大きな意味をもつ「羊飼い」の象徴だという説のほか、聖ニコラウスの司祭杖を表しているという説もあります。
オーナメントボール
オーナメントボールはリンゴが元となっています。神が最初に作った人間、アダムとイブ。彼らが住んでいたエデンの園には知恵の樹と言われるリンゴが生えていました。このリンゴを食べたら神と同じ知恵を手に入れられるので「禁断の果実」とされていました。アダムとイブはそれを食べてしまったので、罰として人間には寿命や陣痛の苦しみが与えられたのです。リンゴは実りの豊かさ、幸福、生きる喜びなどを象徴すると言われています。実際にリンゴを吊るすこともあるそうです。
クリスマスリース
どうしてリースは丸い形をしているのでしょう?丸い形は、途切れるところがないので、「永遠」を意味していると言われています。またリースの材料には常緑樹を使うことが多いですよね。それは常緑樹のもつ強い生命力のイメージから魔除けの効果を期待したからです。最近にわかに人気のスワッグ。スワッグもリースと同じく、魔除けとして昔から用いられていた飾りです。
安東石材店でも展示場のミモザにクリスマスの飾りをしました。
日本でもすっかり定着したクリスマス。 いつも当たり前のようにしている飾り物やイベントですが、様々な意味や言い伝えなど知るだけで、いつもとは違ったクリスマスの楽しみ方ができそうですね!