お墓の石って、実はどのくらいもつか知っていますか?
更新日2026年02月05日
こんにちは。
安東石材店の内藤です。

お墓を目にした時、
「この石、どれくらい前からここにあるんだろう。」
そんなことを考えたことはありませんか?
実は、お墓に使われている石は、
とても長い時間、形を保ち続ける素材です。
中には、何十年、場合によっては何百年以上、
人の想いを受け止めながら立ち続けているものもあります。
石は、もともと”とても長生き”な素材

墓石に使われる御影石は、
地下深くでマグマがゆっくり冷え固まってできた石です。
その時間は、人の感覚では想像もつかないほど長く、
何万年、何十万年という単位で作られています。
そんな長い時間を経て生まれた石だからこそ、
雨や風にさらされても、
簡単には壊れたり、形を失ったりしません。
「お墓の石は長持ちする」と言われる理由は、
石そのものの成り立ちにあります。
年月とともに起こる”変化”もある

ただし、どんなに丈夫な石でも、
まったく変化しないわけではありません。
長い年月の中で、
表面のツヤが少し落ちたり、
文字の角がやわらかくなったりすることもあります。
また、立地や環境によっては、
コケや汚れが付きやすくなることもあります。
これは「劣化」というよりも、
時間を重ねた証のようなもの。
石が、周囲の環境とともに生きてきた証とも言えます。
長持ちの秘訣は「無理をしないこと」

お墓の石を長くきれいに保つためには、
特別なことをする必要はありません。
・強くこすりすぎない
・洗剤を使わない
・気づいたときに、軽く気にかける
こうした小さな心がけだけでも、
石への負担はずいぶん変わります。
「きれいにしなければ」と力を入れすぎないことが、
結果的に石を長持ちさせることにつながります。
石は、想いと一緒に時間を重ねていく

お墓の石は、
人の暮らしよりずっと長い時間を生きています。
その中で、
手を合わせる人が代わり、
時代が少しずつ移り変わっていきます。
それでも石は、
変わらずにそこにあり、
静かに思いを受け止め続けてくれます。
そんなふうに考えると、
お墓の石は、ただの「石」ではなく、
時間と記憶をつなぐ存在なのかもしれません。


















