字彫りってお墓だけじゃないの⁉️

こんにちは。

安東石材店、溝江です。

入社して2か月が経とうとしています。まだまだ慣れない事や、初めての事ばかりであっという間に一日が終わってしまう毎日ですが、新しい知識が増えることはとても楽しいと感じています。最近では、お客様からの追加彫刻のレイアウトを少しずつさせてもらうようになりました。

今回は『貯水タンク 奉納』の字彫りを任された私の話をご紹介いたします。

字彫ってお墓だけじゃないの!?

社長から「こんな感じで作ってみて」と、突然渡された写真…レイアウトの依頼は急にやって来ました。

「字彫ってお墓だけじゃないの!?」心の声です。「わかりました」と、引き受けたものの

さぁ、まず何からするのかわからない状態のまま文字のレイアウトが始まりました。

工藤さんに一から教わりながら、枠を作り、文字入力。全体のバランスをみてレイアウトを決めていきます。本当に頼りになります。

社長からチェックをしてもらい次段階へ→

石の長さを測り→ゴムシートを切り→プロッターにセットして→いよいよゴムに印刷です。

ちゃんと印刷できるのかドキドキしながら見守ります。

綺麗に印刷ができてました。

さっそく、石に貼っていきます。縦から測ったり、横から測ったり、何度も調整しながらまっすぐに貼ります。

石に貼り終わったら次は、ゴム抜きです。印刷の時に文字には切れ目が入っているので、丁寧に一文字ずつゴムを抜いていきます。抜き忘れはないか何度もチェックします。

抜き忘れの確認してもらいオッケーが出たので、ずれたり傷がつかないように周りをガムテープで固定していきます。

あとは製造の方が丁寧に字を彫ってくれます。よろしくお願いします。

ここまで無事に終わってほっとしました。

出来上がりが楽しみです。

 

しかし…次はどんな依頼が来るのかドキドキです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆とお彼岸の違い知っていますか?

こんにちは、清家です。

皆様、お盆休みはゆっくりできましたか?

お墓参りに行かれた方も多かったのではないでしょうか。

さて、来月9月には秋のお彼岸がありますが、

お盆とお彼岸の違い、ご存じですか?

今回はお盆とお彼岸の違いについてご紹介いたします。

お盆

通常8月15日を中心に前後数日間にわたって行われる行事で、ご先祖様や亡くなった人たちの霊が家に帰ってくるといわれており、祖先の魂を迎えることを目的としています。自宅の目印になるように提灯を下げたり、盆踊りやお供え物を行い、故人を偲び、楽しいひとときを過ごすことが一般的です。

 

何故キュウリやナスを飾るの?

馬は足が速い動物ですので、ご先祖様の霊を一刻も早くお家にお迎えするという意味を込めてきゅうりで精霊馬を、牛は足が遅い動物ですので、ご先祖様の霊が少しでも長く私たちと一緒に居られるようにという意味を込めて、ナスで精霊牛を作り飾ります。※地域によって様々な解釈があります。

 

お彼岸

春分の日と秋分の日を中心に、それぞれその前後7日間の期間に行われる行事です。

彼岸(あの世)と此岸(この世)がもっとも通じやすくなる日に、ご先祖様を供養することを目的としています。一般的には中日の前後にお墓参りを行い、お盆のように特に決まった儀式はありません。

何故おはぎをお供えするの?

江戸時代初期頃にはおはぎは貴重な食べ物として知られており、ご先祖を敬い供養する気持ちと、小豆の赤色には魔除けの効果があると伝えられ、お供えされていたと考えられます。

 

 

お盆は故人の霊を迎え楽しい行事を行う日々であり、お彼岸は先祖や故人に感謝と供養を捧げる期間です。

目的や意味は少し違いますがどちらも故人への思いを大切にし、家族の絆を深める大切な行事になります。

是非来月もご家族皆様でお墓参りに行かれてみてください。

 

 

知っておきたいお盆の由来

こんにちは。

安東石材店、工藤です。

皆さま先日の台風で、被害はなかったでしょうか。

お盆中の直撃ではなくよかったですね。

さて、今週末からお盆休みという方がいらっしゃると思います。

今回はお盆の由来について

少しお話させていただきます。

「お盆の由来」

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。

「盂蘭盆(うらぼん)」とはサンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」を意味する

「ウラバンナ」からきていると言われています。

 

お釈迦様の弟子である目連(もくれん)は神通力によって亡くなった母が地獄で

逆さ吊りの刑を受けていることを知り、どうしたら母を救うことができるのかお釈迦様に

相談しました。

お釈迦さまは「旧暦の7月15日(現在の8月中旬ごろ)に多くの僧侶を

招き、多くのお供え物をささげて供養すれば救うことができるであろう」と言われました。

そして目連はその通りに実践したところ、母親は無事往生することができたことから

精霊を供養する盂蘭盆会の行事が生まれました。

これが日本に伝わり、旧暦の7月15日に、先祖の恩に感謝して、お墓参りや迎え火などの

お盆の行事が始まったといわれています。

お盆の意味を理解することで、お盆をよりよいものにすることが出来ます。

重要なのは、ご先祖様に感謝し供養するという気持ちです。

年に一度ご先祖様に感謝する機会として、ご家族で話してみるのもいいですね。

 

世界の葬法の違いについて

こんにちは。

「イシヤノヨメ」こと安東一美です。

毎日暑いですね。

もうすぐお盆。

猛暑ですので、お墓のお掃除などは涼しい時間にチャレンジしてください。

さて、今日は世界の葬法の違いを少しご紹介してみたいと思います。

世界の葬法の違い

インドのヒンドゥー教

インドのヒンドゥー教では、幼児と出家者は土葬を行い、

それ以外の方は火葬を行います。

火葬を行うと「プレータ」と呼ばれる霊魂は頭蓋骨から出てあの世へと

旅立ち、その10日後に新しい体を得るため生まれ変わるそうです。

お骨は霊魂の抜け殻とされ、聖なる河ガンジスへと流されるそうです。

  • インドのイスラム教

同じインドでもイスラム教になると

「火葬は神を冒涜(ぼうとく)する」という考え方から土葬にします。

霊魂は埋葬した翌日に肉体から出ると信じられ、お墓参りの習慣もありません。

チベットでは

亡骸はハゲワシが食べやすいように細かく切り砕きます。

亡骸を食べられることで死者の霊を早く天界に運んでもらうと

信じている「鳥葬(ちょうそう)」の国です。

しかし、全て鳥葬ではなく、土葬や火葬、水葬、ミイラもあるようです。

キリスト教のカソリック

火葬して遺体が亡くなることを嫌います。

「最後の審判」の日に遺体がないと天国へいけないと信じられています。

また、火葬は魔女や異端者の拷問刑である「火あぶり」とみなされます。

教会や聖者の像に近いところへ埋葬されることが多いようです。

中国・朝鮮半島

「儒教」や「風水思想」、「道教」の考えが強く残っているため、土葬が多いです。

「両親からもらった身体を傷つけないことが孝(こう)の始まり」と儒教の経典にあり、

遺体を焼くなどもってのほかで、遺体を保存できる土葬が伝統的な葬法となっています。

 

さて、いかがだったでしょうか。

意外と「火葬」する国が少ないのに驚きます。

日本も昭和40年代くらいまで土葬が行われていたようです。

文化や宗教による違いに驚かされますね。

ではまた!!