お墓参りでお願い事をするのはダメ?

こんにちは。安東石材店の清家です。

お墓参りに行くとご先祖様に近況報告をしたり、悩みや不安があるとつい手助けをしてもらおうとお願い事をする方もおおいのではないでしょうか。

今日は「お墓参りでお願い事をしても良いのか?」というテーマについてお話ししたいと思います。

 お墓参りの目的


まず、お墓参りの本来の目的について考えてみましょう。お墓参りは、ご先祖様や故人に対して感謝の気持ちを伝え、供養するためのものです。多くの人が、お墓参りを通じてご先祖様との絆を感じ、家族の歴史を再確認する時間を持っています。ですので、基本的には感謝報告が中心になるべきです。

 

お願い事はどうなの?


「お願い事をしてはダメ」と言われる理由の一つには、供養の場であるお墓がお願い事をする場所ではないという考えがあります。神社やお寺と異なり、お墓はご先祖様に感謝する場所ですから、お願い事をするのは本来の目的からそれてしまうという見方もあります。
 

 

実際にはどうなの?


実際には多くの人がお願い事をしているのが事実です。特に「家族の健康を守ってください」や「仕事がうまくいきますように」といった内容のお願い事は、多くの人が自然に行っています。それは、ご先祖様への感謝と報告の一環として受け入れられることが多いです。

お墓参りは故人やご先祖様と対話をする場です。大きなライフイベントがある際、故人に報告するためにお墓参りをする方もいらっしゃると思います。亡き両親や祖父母に、進学、就職、結婚、出産、新居購入など、無事にライフイベントを迎えられたことを感謝とともに伝えましょう。

大事な事は「日常を当たり前と思わず、報告や決意、感謝など、故人やご先祖様に語りかけるためにお墓参りをする」と、いう気持ちです。そして、ぜひその気持ちや習慣を子どもや孫の代にも伝えていきたいですね。

~拓本取りに挑戦~

こんにちは、安東石材店の工藤です。

今回はお客様からの依頼で石碑の拓本取りをしました。

拓本とは

木・石・石碑・金属等に紙をあて、墨を使って、そこに刻んである文字・模様をうつし取ったもの。

私たち未経験だったので、まずはYouTubeで研究しました。

プロの方が時間かけてやっているのにド素人の私たちが・・・無理~( ;∀;)

とりあえず、道具を揃えて、いざ挑戦です。

最初は動画のように外で、石碑も立てたままで挑戦しましたが

ものの何秒かで風に吹かれ紙がビリビリになってしまいました。

外で取るのは断念し、製造部の方に頼んで工場に持ち帰ってもらいました。

拓を取りやすいように石碑を横にしてくれて、本当に感謝です。

石碑に和紙を当て空気を抜きながら和紙を固定。

まんべんなく水を吹きかけていきます。

次に刷毛のようなもので和紙にやさしく触りながら空気やシワを取り除いていきます。

この作業が一番重要。ここで出来上がりが変わってきます。

この後は毛先の柔らかいブラシのようなものに当て布をし、ひたすらたたいていきます。

空気が抜けたらいよいよタンポで墨を付けていきます。

墨も薄くつけながら、何度も重ね濃くしていきます。

今回、少し破れたりもしましたが、初めてにしてはうまくいったのではないかと思います。

最初は無理でしょ と思ってましたが、何事も挑戦ですね。