大分県のお墓にはどんな特徴があるの?

こんにちは❁
安東石材店の八坂です。
 
朝晩の風が少し冷たく感じるようになり、秋が深まってきましたね。🍁🌰
空気も澄み、山々の木々が染まり始めるこの時期は、自然の豊かさをいっそう感じる季節です。​

今回は、大分県ならではのお墓について、少しわかりやすく紹介します。

大分県のお墓の特徴

大分県のお墓は、土地の形や昔からの習慣を活かした作りになっています。特に多いのが「地上納骨型のお墓」で、遺骨を地面の下ではなく、石の中に作られた納骨室(カロート)に納めます。山や坂が多い地域でも建てやすく、後ろや横から納骨する扉が付いているのが特徴です。​

お墓の前に小さな階段を設けて、掃除やお参りがしやすいようデザインされていることも多く見られます。​

 

和型墓が中心の伝統的な形

大分県では昔ながらの「和型墓」が今でも主流です。細長い石(仏石)の下に線香や花をお供えする場所があり、「ご先祖様の魂は石に宿る」という考えのもと、大切に受け継がれています。
石の色は黒よりも白や灰色が多く、大分県の自然や空の色と調和した落ち着いた見た目が好まれます。​

大分県ならではの供養の習慣

大分県では、葬儀のあとすぐに納骨する地域もあるのが特徴です。また、三日目に行う「開蓮忌(みっか)」という初めてのお墓参りも大切にされている地域もあります。
納骨には6寸ほどの小さな骨壺を使用しています。東日本では骨壷の大きさは7寸程になってくるので、大きな違いと言えます。

 

自然と共に眠る新しい供養の形

近年では、自然と調和した「樹木葬(じゅもくそう)」や「海洋散骨」も増えています。豊かな海と山に囲まれた大分県では、自然に還るような形で故人を偲ぶ人が多いです。​

大分県に息づく石の文化

国東半島(くにさきはんとう)には、古くから「六郷満山文化(ろくごうまんざんぶんか)」という仏教文化が伝わっており、美しい石塔「国東塔(くにさきとう)」が今も各地で見られます。これらは大分県の特別な石文化として誇りに思われています。​

豊後高田市HPより引用

 

結び ― 自然と心を大切にする文化

このように大分県のお墓は、自然と共に生きる心ご先祖を敬う思いが形になったものです。
新しい供養のスタイルが増えても、「自然とともに安らかに眠る」という気持ちは変わりません。

秋の夕暮れが美しいこの季節、皆様もぜひご家族と静かな時間を過ごしながら、大切な方への想いを感じてみてください。

安東石材店では、お墓に関するお悩み・ご相談をいつでも受け付けています。

ご気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております📞✨

「大分市営納骨堂」の募集が始まります!!

 

こんにちは。
安東石材店の安東一美です。

 

暑さも落ち着いてきましたね。お墓をどうしようかなとお考えの方に朗報です。

 

大分市営納骨堂「間接参拝壇」の追加募集が始まります(令和7年11月10日(月)~)

大分市では、令和7年(2025年)11月10日から「間接参拝壇(かんせつさんぱいだん)」という納骨堂の追加募集が行われます。

こちらは室内でお参りする納骨堂という建物の中にあります。直接遺骨の場所の前に行くのではなく、ホールにある献花台(けんかだい)でお花を供えてお参りするのが特徴です。

大分市HPより


使用期間や費用について

  • 使用できる期間は30年間です。

  • 費用は1壇(だん)19万8,000円で、1つのお壇には1体まで納骨可能です。

  • 1つの家庭で3壇まで使えます

  • その後は、「合祀(ごうし)」といって、ほかのご遺骨と一緒にまとめて供養される「合葬式収蔵施設(がっそうしきしゅうぞうしせつ)」にうつされます。
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  • 大分市HPより

今あるお墓を整理したい人にもおすすめ!

今あるお墓の管理がむずかしくなった方や、遠くてなかなかお参りに行けない方には、この間接参拝壇がとても便利です。

お墓を整理して、別の場所にご遺骨をうつすことを「お墓じまい」と言います。そのときには「改葬許可(かいそうきょか)」という手続きが必要です。


改葬手続きのお手伝いをしています

手続きが不安な方は、当社でお手伝いをさせていただいております。
書類の準備から、お墓の片づけ、遺骨の運び出しまで、安心してお任せください。


最後に

家族やご先祖様の大切なお骨を、きちんと供養するためには、無理のない方法を選ぶことが大切です。
新しい供養の形として、大分市の間接参拝壇をぜひご検討されてはいかがでしょう。

大分市に3カ月以上住所を有するなど申込資格があります。

詳しくは当店または大分市保健所(福祉保健部衛生課)に問い合わせをされると詳しくお教えくださいます。

電話番号:(097)536-2854

大分市HPより

 

秋風に思い出す、お盆のぬくもり~大分県で受け継がれるお墓参りの心~

こんにちは🍂
安東石材店の内藤です。
段々と季節の変わり目を感じるような気温になってきましたね。

 

〈曽爾村〉秋風に揺れるススキの大草原!黄金色に輝く絶景を見に行こう♪奈良『曽爾高原』 | 奈良の地域密着型・総合情報サイト Narakko ...

 

秋の風が少し冷たく感じられるようになると、ふと夏のお盆の時間を思い出します。
大分県では毎年、お盆になると家族が集まり、お墓をきれいに掃除して花を供え、
手を合わせて感謝を伝えます。


照りつける日差しの中で線香の煙がゆらゆらと立ちのぼり、
どこか懐かしい香りに心が落ち着きます。

 

大分県で受け継がれるお墓参りの心

 

納骨室の開け方とは?手順や開けた後にやるべきことを解説 | お墓の石良

 

子どものころは、お墓参りは「ちょっと退屈な行事」でした。
でも大人になって思い返すと、あの時間は家族がひとつになれる大切な瞬間だったと感じます。
遠くに暮らす親戚が帰ってきて、久しぶりに笑い合いながらお墓に向かう――
お墓の前で静かに手を合わせるその姿に、言葉にならないあたたかさがあります。

 

 

土地ごとに違う大分県の祈りのかたち

 

海が見える | こだわり条件 | 神奈川県(湘南・県央・鎌倉)、静岡県、東京都でお墓をお探しなら湘南墓店へ

 

大分県では、地域ごとにお墓参りの風景が少しずつ違います。
海辺では潮風に吹かれながらお参りする場所があり、
山あいでは緑に包まれた静かな墓地が多くあります。
灯籠をともしてご先祖さまを迎える地域もあり、
幻想的な光の中で「また帰ってきてくれた!」と感じる瞬間もあります。

 

 

祈りをつなぐ、静かな時間

 

お墓に造花を供えるのは問題ない?基本的なルールや購入方法をご紹介 | 市川市の霊園・お墓・墓地・墓石の事は和泉家石材店へ

 

最近では、永代供養や樹木葬など、新しいお墓の形も増えています。
けれど、どんな形であっても「手を合わせて想う気持ち」は変わりません。
お墓参りは、過去と今をつなぐ時間。
そして、忙しい日々の中で自分の心を少しやさしく戻してくれる時間でもあります。

 

普通墓地 | 名古屋市みどりが丘公園

 

秋の静けさの中で思い出すのは、あの日のお墓の風景。
お花を供え、線香の香りに包まれながら感じた家族のぬくもり。
季節が移り変わっても、あのやさしい時間はきっとこれからも
大分県の人々の心に生き続けていくのでしょう。

 

 

お墓を建てる・納骨のタイミング!??

こんにちは。
安東石材店の笠木です。

タイトルにもある通り今回はお墓に関するいろいろなタイミングを調べてみました。

私自身も「良い日」にはこだわりたいですし、お客様からも「いつが良いのかなあ」という言葉を耳にした事があります。

そこで、お日柄との関係から「お墓を建てる・納骨の際の吉日」についてをご紹介いたします。

六曜と仏教の教え

仏教では六曜を必ずしも重視しない宗教もあります。

例えば、浄土真宗では「日の吉凶は人の行いによる」とされ、六曜にこだわる必要はないとされています。

このため、浄土真宗の信者の場合は、六曜よりも家族全員が集まりやすい日や、法要の節目を重視して選ぶことが多いです。

一方、六曜を気にする場合は、吉日として選ばれる事のある、大安や友引にするのが良いと言う考え方もあります。

基本的に良いとされる時期

基本的にとくに決まりはありませんが、法要に合わせて建てるのが一般的です。

具体的に四十九日、一周忌、お盆、お彼岸などの節目に立てるのがおすすめです。

上記の通り、六曜は仏教との関係が無い為、無理に気にする必要はありません。

法要に合わせる…親族が集まる法要の時期に合わせることで、準備がスムーズに進み皆んなで新しいお墓にお参りできる。

納骨のタイミング

四十九日…故人の魂が旅立つとされる節目で、納骨のタイミングとして一般的です。

一周忌…一周忌にあわせる事で故人の事を想う準備期間に余裕が持ってます。

お盆・お彼岸…お墓参りの習慣がある時期に間に合うよう、建墓を意識する事が多い。

お墓が完成するまでは、遺骨を自宅で保管するか一時的に預けられる納骨堂などを利用する方法もあります。

まとめ

お墓じまいやお墓を建てる際に特に六曜など特に関係はなく、

一番は、焦って決めるよりも納得のいく時期に、納得行くお墓選びをする必要があると感じました。

時間をかけ、親族などとしっかりお話をした上で六曜を見てみるなど、皆様に合った吉日を選ぶことが大事だと感じました。

 

命日から四十九日・百か日・三回忌まで ~法要の意味と時期について~


こんにちは。
安東石材店の溝江です。

急なご不幸があると、「四十九日」などの言葉を耳にすることはあっても、実際にその意味や、いつ行うものなのかまでは、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
ご家族が亡くなられてから行う「法要(ほうよう)」には、それぞれ大切な意味があります。
お墓の戒名彫刻や納骨の時期を考える際にも関わってくるため、流れを知っておくと安心です。
今回は、命日からの法要の意味と、行う時期の目安をご紹介いたします。

命日と四十九日法要

命日は、故人が亡くなられた日です。
仏教では、亡くなってから七日ごとに供養を行い、七回目の「四十九日(しじゅうくにち)」で忌明け(きあけ)を迎えるとされています。
この四十九日は、故人の魂が次の世界へ旅立つ大切な節目の日。
ご家族や親しい方々が集まり、僧侶にお経をあげていただき、成仏を祈ります。

多くのご家庭では、この四十九日に納骨を行い、同時に戒名の彫刻を終えておくことが一般的です。

百か日法要(ひゃっかにち)

四十九日から約50日後に迎えるのが「百か日法要」。
「卒哭忌(そっこくき)」とも呼ばれ、深い悲しみをおさめ、少しずつ日常に戻る節目とされています。
近年では、四十九日と百か日を兼ねて行う場合もあります。
法要後はお墓参りをされる方も多く、彫刻や納骨がまだの場合は、この頃に行うのも一つの方法です。

一周忌法要(いっしゅうき)

亡くなられてからちょうど一年後の命日に行うのが「一周忌法要」です。
四十九日以降、少し落ち着いた頃に改めて故人を偲び、ご供養します。
一周忌までは「喪中」とされるため、この法要を終えると、少しずつ日常を取り戻していくご家庭も多いです。

三回忌法要(さんかいき)

三回忌は、「亡くなった年を1回目」と数えるため、二年後の命日に行います。
一周忌の次に大きな節目となる法要で、親族やご縁のある方々が集まり、改めて故人を偲ぶ大切な機会です。
この頃になると、お墓の追加彫刻やお手入れ、花立の交換などをされる方も増えます。

法要の時期とお墓の準備

法要は、当日よりも前の土日などに行うのが一般的です。
お墓への戒名彫刻は、四十九日までに済ませるのが理想ですが、
もし間に合わない場合でも、百か日や一周忌までに行えば問題ありません。
ご家族のご都合やお寺様の予定に合わせて進めると良いでしょう。

命日からの法要は、故人を想い、ご先祖様とのつながりを確かめる大切な節目です。
お墓の戒名彫刻やお手入れも、その想いを形にする行いの一つです。

大分市での法要前後の彫刻やお墓のご相談は、安東石材店までお気軽にお問い合わせください。
心を込めてお手伝いいたします。

お墓じまいの補助金ってあるの?

 


「お墓じまいの補助金ってあるの?」と聞かれますが…

こんにちは。安東石材店の安東一美です。

最近、お客様からよく聞かれるのがこの質問。

「お墓じまいって、補助金とかあるんですか?」

たしかに、他の地域ではそういった制度があるところもあるようです。

でも、大分県や大分市では……残念ながら、いまのところそのような補助金の制度はありません!

 

実は、わたくし、ちゃんと大分県と大分市に電話で確認までしてみました。

「ほんとに?もしかして裏メニュー的な制度とかあるんじゃ?」と疑い深く何度も聞きましたが。笑

やっぱり「取り扱いはありません」とのこと。

 

つまり、「お墓じまいしたいけど、お金が…」と悩まれる方にとって、補助金頼みは難しいというのが現状です。

でもご安心ください!

 

「お墓じまい」と一言で言っても、実はご家庭によってやり方はいろいろ。

お墓の場所や、宗派、お骨の数などによって、手順も費用も変わります。次の納骨先のご紹介もしていますよ。

安東石材店では、お骨の整理やお寺様とのやり取り、改葬許可(お骨の移動の証明)のお手伝いなども含めて、しっかりお手伝いしています。

ちょっとしたことでもお気軽にご相談ください。

「補助金ないから無理かも…」と思わずに、まずは石材店に話をしてみるのが吉!

ご家族にとって一番良い方法を、一緒に探しましょう。

日本と世界のお墓の違いとは?

こんにちは。
9月より入社いたしました、内藤です。
第二新卒として、新たな1歩を踏み出す身としては、まだまだ知識も経験も浅いですが、
これから皆さんのお力になれるようなお話を発信、ご紹介させていただきますので、
よろしくお願いいたします。

 

さて、そんな私は今回タイトルにもあります、
「日本と世界のお墓の違いとは?」を、ご紹介させていただきます。

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私たち日本人にとって「お墓」とは、お盆やお彼岸に家族でお参りに行き、
先祖を供養する大切な場所です。
けれども、世界に目を向けてみると、お墓の形や意味は驚くほど多様です。
そこには宗教や文化、歴史が色濃く反映されています。

 

日本のお墓の特徴


日本では、縦長の石塔「和型墓石」が伝統的です。
「家単位のお墓」が主流で、「○○家之墓」と刻まれることが多く、
お墓参りは仏教的な供養の習慣と結びつき、お盆やお彼岸には多くの人が墓地を訪れます。
これは、先祖とのつながりを大切にする日本ならではの文化と言えるでしょう。
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世界のお墓(西洋・キリスト教園)


西洋のお墓といえば、横長の石碑や十字架が一般的ですが、
キリスト教では「死後の復活」という信仰があるため、昔は土葬が基本でした。
近年は環境や費用の面から火葬も広がっています。

 

世界のお墓(中国・台湾)


中国や台湾では、「風水」の考え方が強く反映されています。
お墓は大きく、祖先を手厚く祀ることが特徴です。
春の「清明節」に家族揃ってお墓参りをする習慣があります。

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世界のお墓(インド・ヒンドゥー教)


インドのヒンドゥー教徒は火葬が一般的で、遺骨や遺灰は聖なるガンジス川などに
流すなど、お墓を持たない文化です。
これは輪廻転生の思想と深く結びついています。

 

世界のお墓(イスラム圏)


イスラム教では土葬が原則で、質素で平等なお墓が多いのが特徴です。
装飾よりも、社会的地位に関わらず同じ形式で葬られることが一般的です。

 

その他の地域


北欧では、森の中に自然と調和した墓地が多く見られます。
アメリカでは広い芝生墓地にシンプルな墓石が並ぶスタイルが一般的ですが、近年は散骨や樹木葬を選ぶ人も増えています。

 

まとめ


お墓は、単なる遺骨を納める場所ではなく、その国や地域の「死生観」を映す鏡です。
日本でも少子高齢化などの変化から、家墓から個人墓、
永代供養や自然葬へと多様化が進んでいます。

みなさんは、自分や家族のお墓について考えたことはありますか?
世界のお墓文化を知ることで、自分にとって「心から納得できる供養の形」を
考えるきっかけになるかもしれません。